Team BIWAKOGUMA Summer Tour 2015(2)

Team BIWAKOGUMA Summer Tour 2015
“オテチ”と行く大阪-東京“着のみ着のまま”の旅

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さて、肝心の“オテチ”だが、、、自転車には一応乗れる。
乗れると言うだけで、上手にとか速くとは無縁だ。ただ、乗る事が出来ると言った程度。それに自分の自転車が出来たからと言って「乗りたくてたまらない」と言う事が無い。まったく贅沢で親バカな話だ。自分達昭和の子供時代は、自転車は必需品でかつ高級品だったから、大概は誰かのお下がりで、ねだりたおさないと自分専用などと言う事は望むべくも無かった。だから嬉しくて自分専用の自転車には毎日乗ったし、その頃の子供の行動範囲は今の子供たちとは比べ物にならないだろう。家族サービスって言葉も無い時代だったから、子供は子供同士で遊んだ。昨今とは違ってマナーなんて言葉も知らなかったし、ヘルメットと言う概念も無い程だから、平成の感覚で言うと無法に近い。毎日がプチ冒険で、無茶もしたし大怪我もした。それでも「気をつけろ」で、「やめておけ」って事にはならない時代だった。地域性の事もあるだろう、都会なら自分は今頃この世に存在しなかったかもしれない。だからと言う訳ではないが、持論では、その人の人生に“冒険”は必要だと思っている、人格のタメの部分を形成するのが“冒険”に違いないと感じるから。でも、“無茶”をされては困るので、今回“オテチ”には、親の監視の下で“冒険”をさせる事にした。なだめて、すかして、“冒険”をさせるのだ。まったくもって過保護なお話しなのだった。
プロパガンダが始まった。
連日、遠回しな表現で夏休みは「どこか、遠くへ、乗りに、行くからな、二人で」「行くからな」「行くからな」と耳元で囁き続けた。執拗に言い続ける事で、面倒臭さがらせ、生返事と言う形で言質を取り、外堀を埋めていく。そして、いつの間にか「行く」と言う事自体は、誰が言い出したのか分からないまでに、既定の事として刷り込んでいったのだった。ああ、、あわれな“オテチ”、、だが、今となっては楽しみも半分と言った所だろうか、、。
メンタルと並行してフィジカルも上げていかなくてはならない。
ただ、小学生が筋トレって言うのも違うような気がするし、パワフルに乗ると言うよりは、長時間疲れずに乗っていられる心と体って事を重視したい。要するに慣れの問題だと思う。小さな成功体験の積み上げで超長距離のイメージをつかませたいと思う。
“オテチ”が公道で彼のバイクに跨ったのは、この春から数えて未だ数回しかない。
公道走行1回目、春に“オテチのバイク”が組み上がった時、慣らしを兼ねて琵琶湖の東をサイクリングした。唐突でいきなりな話だ。なんだかんだと言いながらフラペで100kmほど走らせたのだが、それが相当キツかったらしく、トラウマになったのか、それからは「100kmはイヤ」が口癖になった。そして、その時、眼を真っ赤に腫らしたのでグラスを買ってやったら、今度は、恥ずかしいから「グラスをするのはイヤ」が口癖になった。
次に地元の耐久イベントに大人に混じって出走させた。以前から子供クラスのレースにはもらったMTBで走らせてはいるものの、持ち前の“闘争心の無さ”からか、最下位争いが定位置になっている。しかし今度の“オテチのバイク”は、曲がりなりにも“本格ロード”だから少しは期待したが、やはり結果はいつもと同じだった、、。
梅雨になって、暑さがこたえる季節になって来た。
2回目の公道に出た。150kmほど走らせようと琵琶湖東岸で北を目指したけれど、あまりのペースの上がらなさに早々と挫折、あても無く東に進路をとる。平地がダメなら山でも登るかって事でアセボを越えて信楽まで足を伸ばす。登坂はしんどいけれど車も来ないのでリラックスして走れたようだ。ところがむしろ下りがイケてない。ガチガチだ。「ははんなるほど、、ただ単に速いスピードで走る事に慣れていないのか、、。」って事らしい。要するにビビッてるのだが、それは慣れてもらうしかない。今回も100km近く走ったし、峠もあったが、前回ほどは疲れなかったようだ。もう100kmの呪縛から逃れる事が出来そうだ。
3回目は知らない大人たちとライド。
ユーホーが企画してくれたライドに同道する事にした。なんでもユルいらしいから、“オテチ”の練習にはちょうど良い。米原の名水をテーマにしていて、最後は野菜中心の料理のバイキングて〆との事。まあ、どうせすぐに千切れるだろうから、実質2人で走るつもりだった。でも、蓋を開けてみると、オトナの方々は子供には優しいし、坂も含めてそれなりに集団での走行の醍醐味も味わえたようだ。皆に「格好いいね」と褒めてもらって、グラスをする事の抵抗が無くなった様だった。「すごいな、がんばってるな」と励まされ、急ごうとダンシングしたり、自発的にシフトもするようにもなった。現金なもんやな、、ったく。ともあれ、スピードと車間に対する恐怖は幾分和らいだ様だし、ドラフティングの恩恵って事も理解できた様だ。そしてなにより、自転車が遊びだと言う事がイメージできた事が収穫だ。コレで今までオレが口酸っぱくダメ出して来た事のコトゴトクが安全かつ楽しく自転車に乗る条件だと思い知っただろう。今までなんでも「イヤ、デモ、シカシ~」で始まっていた返答が「ハイ」って肯定的なものに変化して来た。全くもって「シメシメ、、」なのだ。でも、ウチでは父親は褒める係ではないからな、二人の時は覚悟しろよな“オテチ”、、、、なのである。
果たして、本番出発までに、あと何回練習できるだろうか、、。

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